動物の分類

ツバル語では生き物のことをmea ola(mea [物] + ola [生きている] )といいます。多くのツバル人の認識では、mea olaは以下のように4つに分類されます。

生物の樹形図

日本語の「動物」や英語のanimalはしばしば人間(humans)も含みますが、ツバル語には人間や海の動物を含めた総称としての「動物」にあたる語はありません。manuは哺乳類、爬虫類、鳥類にくわえて昆虫などの節足動物も含む陸地に棲息する人間以外のあらゆる動物を指します。なお、ツバル語には哺乳類や爬虫類などにあたる語はありませんが、鳥類はmanuといいます。つまりmanuは、陸の動物をその他の生物と区別するレベルと、鳥をその他の陸の動物と区別するレベルの2つを指示対象とします。

陸の動物の樹形図

※鳥としてのmanuは、動物のmanuと区別するためにmanu eva/manu leleと呼ばれることもあります。eva、leleはともに「飛ぶ」の意味でleleはサモア語からの借用語。

ikaは、広義には海の動物全般を指しますが、一般的には狭義にとらえて鰓(えら)・鰭(ひれ)・鱗(うろこ)をもつ魚類、いわゆる魚を指します。魚はさらに、ika o te papa(サンゴ礁に棲息する魚)とika moana(沖に棲息する魚)に分類できます。

海の動物の樹形図
CC-BY-NC ツバル言語文化辞典
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